KDX不動産投資法人 執行役員　桃井　洋聡

平素は、KDX不動産投資法人に関しまして、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

本投資法人は、2005年7月に東京証券取引所（不動産投資信託証券市場）に上場して以来、主に東京経済圏の中規模オフィスビルを中心に投資を行い、優良物件で構成された強固なポートフォリオを構築してきましたが、2023年11月に、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人及びケネディクス商業リート投資法人と合併し、投資法人名を「KDX不動産投資法人」といたしました。

合併後には、中規模オフィスビルに限らず、様々な用途の不動産を投資対象に加え、環境変化に柔軟に対応しながら、持続的成長を目指しています。引続き、スポンサーであるケネディクスグループのみならず、本投資法人の資産運用会社であるケネディクス不動産投資顧問株式会社独自のネットワークを活用した資産規模の成長を続け、強固なポートフォリオの拡大を目指してまいります。

本投資法人は、スポンサーや資産運用会社のスタッフが有する不動産および金融の専門知識を活用し、景気や不動産市場の動向を踏まえた迅速かつ柔軟な運用を行うことで、日本および海外の投資家や金融機関からもご信頼をいただいております。

また、私どもは不動産の投資運用における環境、社会、ガバナンス（ESG）配慮の重要性を認識し、企業の社会的責任として持続可能な社会の実現を目指したサステナビリティの向上を重要な経営課題の一つと位置付けており、環境負荷の低減やステークホルダーとの連携・協働などに取り組んでいます。国内最大級の不動産投資法人としての社会的責任を強く意識し、サステナビリティへの取組みにおけるリーディングカンパニーを目指してまいります。

投資主の皆様におかれましては、今後とも尚一層のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。